2008年7月12日

2008年07月12日

縄文土器に挑戦!No.2

今年の初めに 縄文土器に挑戦!No.1 で投稿したように土器を作ってみようと思ってからずいぶん
時間がたってしまいました。
色々調べていくと自然の全くないこの東京という場所では結構困難なことがわかってきました。
肝心な土が無いのです。土器を焼く時の重要な問題として 粘土の質と焼成温度 があります。
粘土ならおおよそどんなものでも使用できるようですが、その土にあった焼成温度を見つけるのが
難しく、探し出すのに試し焼きの繰り返しが必要なようです。
    P1060263.JPG
 【手前(右)が白山の土、奥(左)が半々で信楽土+白山土】
この間、横浜市緑区の白山高校の近くの建設現場に行ったときに偶然に粘土が見つかり、持ち帰り
ました。そして陶芸教室の先生に相談してみると、先生も自宅近所の土を焼いたりして見たそうです
が、溶けてしまったり、ひび割れたりしてなかなか旨く焼けなかったようです。
色々試して焼成温度を決めていくしかないようです。
白山の土を教室の窯で“試し焼き”して貰えることになり、写真のように仕上がりました。
先生も驚いていましたが、一回でこんなに綺麗に仕上がるのはごく希なことのようです。
試し焼きが成功した事をこのブログの仲間に話しているとみんなで作ってみよう。
どうせなら力強い火炎土器を作りたい、とみんなの意見が一致しました。
と言うことで、「縄文土器に挑戦!」を進めていきたいと思います。
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投稿者 mukai : 2008年07月12日  



 
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