2008年7月3日
2008年07月03日
北方民族が日本に至るまで
先日のsimasanのエントリーでは、北方民族の渡来によって日本での私権制が確立されたことを述べられていましたが、今回は日本に至るまでの遊牧民族の概略の歴史を押さえておきたいと思います。
るいネットに、よくまとまった投稿がありますので、この投稿を紹介させていただきます。
96255 掠奪闘争と部族大移動の概観①
96621 掠奪闘争と部族大移動の概観② 井上宏さん
(③は、交易の部分までとなりますので、ここでは省略させていただきます)
①第一次大移動(5500年前~4000年前頃)
・イラン高原周辺の始原掠奪闘争(5500年前頃)
→ 西方へ:アラブ~北メソポタミアのセム遊牧・掠奪部族形成
(シュメールは?)
→メソポタミアやエジプトで国家形成(約5000年前)
→ 東方へ:北方モンゴロイドの掠奪部族形成
→黄河流域へ、竜山文化形成?(約5000年~4000前頃)
→ 北方へ:コーカサス・カスピ海周辺の草原地帯での掠奪闘争
印欧語族形成へ
イラン高原から繋がる、遊牧民の住む中央アジアの草原地帯が掠奪闘争の伝播路となった。
イラン高原に近い農耕地帯のメソポタミア・エジプトでは国家形成が早く、同様に近接する中央アジアの大草原では、他の掠奪部族との闘争を繰り返す中で、印欧語族のような強力な掠奪部族が形成され始める。
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投稿者 yuyu : 2008年07月03日 Tweet