2008年6月19日
2008年06月19日
【渡来人が弥生時代を創ったというのは誤りである】
弥生時代というと、渡来人が稲作技術を持ち込み、あっというまに日本を席巻し、本源的な縄文文化を破壊し戦争→私権社会を築いたという認識のもと、否定的にとらえていたのですが、これは固定観念にすぎないのかもしれません。
この気づきを与えてくれた投稿が、るいネットにあったので、紹介したいと思います。
渡来人が弥生時代を創ったというのは誤りである。るいネット:田野さん
弥生時代は多くの渡来人が稲作の技術をもって訪れ、たちまちに縄文文化を凌駕した。鉄器やガラス細工といった工芸が定着し、土器も縄文時代よりうすくて赤みをおび、模様がなく形も整った土器が使われるようになった。又、環濠集落に代表されるように、集落外周を堀で固め、戦闘、防衛が有ったことを伺わせ弥生集落の特徴的なことの第一義として挙げられている。これらは考古学的資料の少ない時代(根拠が薄い)に作り上げられた教科書的に言われている弥生時代への固定観の一つにすぎないことが、最近の縄文-弥生論争で明らかになりつつある。
投稿者 naoto : 2008年06月19日 Tweet