2010年2月4日
2010年02月04日
新シリーズ「ポスト近代市場の可能性を日本史に探る」をはじめます
久しぶりの‘怒るでしかし~’です。検察の暴走、メディアの偏向と、最近は怒る度数も上昇しっぱなしですが、ここは、怒りのエネルギーを探求のエネルギーに替えて、次代を切り開いていかなくてはいけません。「「贈与」に何を学ぶべきか!」など、面白いシリーズが多いので、今回は、これに負けないようにがんばっていきたいと思います。テーマは「ポスト近代市場の可能性を日本史に探る」です。
金融資本権力が国家権力を超えて暴走する西洋発の近代市場の行き詰まりから、それにかわる市場経済システムの模索が必要とされています。日本はヨーロッパと同じように市場経済を発達させ、しかも似ているようで異なる特徴と歴史を持ちます。とりわけ金貸し規制が中々実現しない現状にあって、江戸以来の伝統を持つ国家主導型の日本市場の可能性は追求に値します。
本シリーズではなんで屋劇場で追求されている欧州市場の特殊性に関わる認識を踏まえつつ、また「「贈与」に何を学ぶべきか!」シリーズの成果も取り入れて日本市場の歴史を古代から遡って探って行きます。
写真は宿場町の浮世絵 http://www.asahi-net.or.jp/~dk3s-tkmt/nakasendou.html よりお借りしました。
投稿者 staff : 2010年02月04日 Tweet