2011年8月18日
2011年08月18日
属国意識の源流を辿る3~日本の属国意識を決定付けた白村江での大敗北
古代から中世に掛けての極東アジアは、大国である中華帝国が中心となって歴史が動いてきた。もちろん日本列島もその呪縛から逃れられなかった。
今回は、弥生時代から平安時代初期までの日本列島の歴史を中国大陸・朝鮮半島との関わりから概観し、日本支配者層の「属国意識」の源流とあり様について考えてみたい。
中世日本の支配者層に中国への属国意識を決定付けたのは、「白村江の戦い」である。圧倒的な戦力を持った唐帝国・新羅に、無謀にも挑み大敗した結果、日本の支配者層の属国意識は決定的となった。
なぜ、無謀にしか思えない戦いを挑んだのだろうか?そこに至る過程を追ってみたい。
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投稿者 staff : 2011年08月18日 Tweet