2013年1月22日
2013年01月22日
マヤ・アンデス2大文明の伝え(最終回)~人類史の普遍構造は未来へ繋ぐ
このシリーズもいよいよ最終回になります。
アンデス、マヤは近年注目され、マチュピチュや古代マヤ遺跡の壮厳な遺跡に多くの人々が関心を示しています。これはそれらの遺跡や歴史が現代文明から見て理解が及ばないという点で曳き付けられているだけではなく、実際には、これらの石塊がなにか私たちに語りかけている、人類史の本質のようなものがあるように思うのです。今回のテーマは潜在思念上に沸き起こるそれらの疑問を拾い上げ、その正体は何かを追求してみようと思いました。
マチュピチュの石の遺跡~こちらからお借りしました。
マヤのピラミッド~こちらからお借りしました。
当初プロローグで掲げた思いを振り返ってみます。
>マヤ、アンデスに生まれた2大文明は戦争こそあれ最後まで完全な私権社会とはならず、国家や王が民から祀り上げられ、また民の労働や共認によってそれらが維持され、4大文明とは異なる価値観、統合軸で作られてきたように思われるのです。
「アンデス・マヤ2大文明の“伝え”~プロローグ」
過去8回の記事を踏まえ、この2大文明を俯瞰し、現代へ繋がる警鐘を探っていきたいと思います。また両文明が明らかに4大文明と異なっている事は見てきましたが、それが何を示しているのか、本来の先進文明とは何か、改めて私たちが立ち戻るべき原点は何かについて最後に考察していければと思います。
投稿者 tano : 2013年01月22日 Tweet