2013年1月12日
2013年01月12日
なぜ仏教がインドで根付かなかったのか?5~古代インドの社会構造
写真はこちらからお借りしました
前回は、「身分制度・ヴァルナの形成」をお届けしました。
今回は、仏教が生まれた時代はどのような社会だったのかを見ていきたいと思います。
仏教が生まれた時代のインドは幾つもの都市王国が頻繁に闘争を行っており、徐々に統合されていく時代でした。
仏教が生まれた時代と言うと、自分の内面を見つめる平和で落ち着いた社会をイメージしてしまいますが、現実には交易による経済発展と貧富の差の拡大、王に対して商人が力を付け、市場拡大が進展する、私権獲得の可能性が開かれた時代でした。
先ずは、いつものように応援お願いします。
投稿者 sinkawa : 2013年01月12日 Tweet