2010年9月30日

2010年09月30日

シリーズ「日本人の“考える力”を考える」第7回 共同体を繋ぐ神道と国家統合の為の仏教

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前項では、共同体内部で自然神信仰を守ってきた縄文人が、祖霊信仰、農耕神信仰を受け入れていった過程から、「無数に存在する」「極度に具体的な」「移動しない自然神」への信仰が、縄文人の信仰形態であり、日本人の信仰の原点でもあることを明らかにしました。
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しかし、このような信仰形態だけでは、古代中央集権国家は成立しません。どうしても、「抽象的な神」を持ってくる必要があります。古代日本において、その働きをした宗教が仏教でした。
共同体内部の祖霊を繋ぎ、大和王権を成立せしめた神道=神社システム
抽象的な”神”を作った仏教
天皇制が確立されて以降、この二つの”宗教”が、日本の観念世界の二大主軸となってきました。
その原点ともなる抽象神=太陽神の発生から、歴史を紐解いてみたいと思います。

(さらに…)

投稿者 staff : 2010年09月30日