2013年9月17日
2013年09月17日
「個のない民ケルトから学ぶ」5:物語”耳なし芳一”は何を語ったか?
ケルトに学ぶのシリーズもいよいよ終盤に来ました。
これまで多くの学びポイントを紹介してきましたが、今回志向を変えてケルトの人が日本で実際に伝えた事を追いかけてみたいと思います。日本でも怪談で有名な小泉八雲(洋名ラフカディオ・ハーン)がケルトに深く関わっている事はあまり知られていないと思います。しかし小泉八雲の書いた耳なし芳一や雪おんなの物語を知らない人はほとんどいないでしょう。子供心にその物語を読み、聞き、ぞっとした経験は誰しもあると思います。
今回はラフカディオ・ハーンの生涯や物語を追いかけながら、彼が日本で何を表現したかったのかについて想いを馳せてみたいと思います。
ラフカディオ・ハーンが日本の地に辿り着いたのは明治23年、54歳で生涯を終えた14年前、40歳の時でした。それまでのハーンの足跡をまずは紹介してみたいと思います。
投稿者 tano : 2013年09月17日 Tweet