2011年7月18日

2011年07月18日

縄文晩期とはどのような時代か?1~寒冷化の危機が渡来文化への融和を促進

本シリーズは、現在の日本の閉塞の最も大きな原因の1つとなっている、日本支配層の属国意識について、その起源や歴史について追求するに先立ち、縄文晩期、渡来人が本格的にやって来始める時代の状況に迫っています。
5000年前、縄文中期より長江文明より渡来人が少しずつ日本にやって来るのですが、2800年前からその流れが加速し弥生時代へと入って行きます。(かつては、2800年前は縄文晩期といわれていましたが、最近では弥生の始まりは500年遡るとされるようになりました。)
この時、縄文人は、戦争した形跡はなく、恐らく大陸の乾燥化→北方民族の南下により押し出された長江文明の人々を受け入れたとされます。渡来民が大陸を脱出し、縄文人は受身で受け入れたというイメージがありますが、実は、縄文人のほうにも、積極的に彼らやその文化を受け入れる理由、必要、隙のようなものがあったようなのです。
このあたりの状況は、現在の日本人の気質、受入れ体質や、舶来信仰にも繋がっているかもしれません。では、まず縄文の気候と植生、外圧状況の押さえから
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投稿者 fwz2 : 2011年07月18日  



 
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