2008年9月6日
2008年09月06日
恐るべき弥生人の技術力
みなさん、かつて奈良盆地は湖だったというのをご存知でしょうか?
弥生人は、湖さえも農地にしてしまう恐るべき技術力を備えていたようです。
今回はそのすごさを紹介してみたいと思います。
縄文~弥生時代の奈良湖推定図を参照させて頂きました。
黒い家マークは縄文集落、白は弥生集落
黄色の円マークは古墳類、逆Uマークは銅鐸出土地。
標高から、青は古墳時代でも池であったと思われる部分です。
(その真ん中に「島の山」という古墳があります)
濃い青は飛鳥時代あたりでも湖であったと思われる部分です。
大和川への出口部分の1kmほどの河底が現在よりわずかに高かったとすれば、周辺から流れ込む小河川の水は奈良盆地に貯まって湖(水色部分)となります。
投稿者 naoto : 2008年09月06日 Tweet