2022年4月19日
2022年04月19日
火の使用は約80万年前。エレクトスの居たユーラシアでの発見が多い
みなさん、こんにちは。
前回(4/8)の記事では、人類が人類たる特徴について、「火の使用」を挙げました。
火は、本能で生きる動物にとっては危機=恐怖の対象ですが、人類は観念機能を使って火の奥にある法則を見出し、活用しました。
これによって、煮炊きなどの調理が可能になったこと、火を囲い暖をとること、土器などの道具をつくることが可能になりました。これまで骨髄や根っこなどで食いつないでいた人類にとって、食糧の幅が広がり、生存率は劇的に上昇したと推測されます。
集団規模が増えることによって、集団内の協力・対話・追求も増え、自然に対峙しながら徐々に脳容量を拡大させていったのでしょう。
写真は中国周口店で見つかった、火の使用の痕跡
投稿者 ando-tai : 2022年04月19日 Tweet