2019年7月25日

2019年07月25日

鉄を軸に古代史を読む~鉄の権益を獲得したことで強大なヤマト王国が誕生。

宮津市史編さん委員会が編纂した「宮津市史」に「弥生時代から古墳時代」という節がある。そこに弥生集落の崩壊が全国で起きていたことが記されている。 弥生中期後半、紀元前100年に高度な玉つくりの技術を持っていた奈具岡遺跡、弥生前期紀元400年以前から環濠集落を営み続ける途中ケ丘遺跡、舞鶴市の志高遺跡の集落は、いずれも弥生後期後半紀元300年頃に消滅している。後期から土器の出土が極端に減る。人口減少である。北丹後の福知山市興遺跡、綾部市の青野遺跡も同様である。 丹後では、弥生後期の集落の様相が変わり、明らかな遺跡は少ないという。地域性豊な特徴ある墳墓が出現して、新しい小国家が出来上がていったのだという

弥生人は鉄器を持った渡来人の墳墓づくりに、鉄を手に入れるかわりに参画した。

「倭国大乱」とは、大乱というほどの戦争状態ではなく、鉄の交易が生んだ日本社会の「突然変異」であったと考える。

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投稿者 tanog : 2019年07月25日  

2019年07月25日

ゲノム革命は新しい科学か?近代科学の延長か?

21世紀初頭のたった数年で、1000倍以上になったものがある。それはDNAの塩基配列を読む速さだ。しかも、DNAの塩基配列を読む費用も、1万分の1以下になった。いわゆるゲノム革命が起きた。このゲノム革命を牽引したのは先に投稿したハーバード大のディビッド・ライク博士だが、日本でも今年に入ってゲノム解析による新説が報告されている。縄文人の起源がこれまでの説1万6千年前より最大2万年程、古くなるという。

このゲノム解析がどの程度人類史を塗り替えていくかは興味深いが、これも近代科学同様な要素還元主義や分解主義に近い匂いを感じる。
ゲノム解析を繰り返して人類の起源を正確に当てる事と現在の人類滅亡の危機を繋ぐ論法がなければ、その研究は無駄な国家予算の出費に過ぎない。

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縄文人の起源、2~4万年前か 国立科学博物館がゲノム解析 リンク

国立科学博物館の神沢秀明研究員らは13日、縄文人の全ゲノム(遺伝情報)を解析し、縄文人が大陸の集団からわかれた時期が今から約2万~4万年前とみられることがわかったと発表した。日本人の祖先がどこから来たのかといった謎に迫る貴重なデータとなる。 (さらに…)

投稿者 tanog : 2019年07月25日