2013年12月27日
2013年12月27日
自考力の源流を歴史に学ぶ6~インタビュー:うどん職人 かわ平氏 に追求の原動力を学ぶ
「大阪のうどんってこんなに旨いんですか!?レベルめっちゃ高いですね!」
東京から出張で来ていた後輩が驚いた表情で話す。
「いや、大阪のうどんは確かに東京とは違うけど、大阪のが特別うまいわけじゃない。あの店が別格だからだよ」と先輩が返す。食の味には煩い先輩だが、曰く、いままで食べたうどんで一番だとの事。確かに味は一品で、会社に近い事から同僚ともよく行く。社内でもファンがとても多い店だ。
新大阪から地下鉄御堂筋線で一駅、西中島南方にうどん屋「かわ平」がある。店頭に飾られている額には「今日のうどんに明日は勝つ」という文字。
以前、店主の方と少し話した時、店主の言った言葉が気になっていた。その時店主がおっしゃっていたのは「長年うどん屋をやっているけれど、これだ!というスープは月に2度くらいしか作れないんです」という言葉だ。
けして驕る事なく追及し続ける職人の姿勢が垣間見えるのだ。
シリーズ自考力の源流を職人に学ぶ。今回はうどん屋「かわ平」氏に直接インタビューをし、その飽くなき追求の原動力を探ってみたいと思います。
投稿者 shinichiro : 2013年12月27日 Tweet