2013年7月19日
2013年07月19日
「個のない民、ケルトから学ぶ」2.宮崎駿が描く”森”とは
『多すぎる火は何も生みはせん 火は一日で森を灰にするが 水と風は100年かけて森を育てる』
『土に根を下ろし、風と共に生きよう。種と共に冬を越え、鳥と共に春を歌おう。』
皆さん、この言葉をご存知ですか
スタジオジブリで有名な「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」の作品中に出てくる言葉です。
こちらからお借りしました。 こちらからお借りしました。
これ以外にもジブリ作品には、自然と共存し、敬愛していることが伺える言葉が多く、プロローグにもあったように、ジブリ作品、ケルトには、自然と人間が一体となった世界への敬愛。森や森の生き物に共感し、交流できたり、異界(人間社会)に入り込む森の人への共感する姿が見受けられたりします。
私たち縄文を追求するチームは今回、北ヨーロッパで栄えたケルトに注目しました。
宮崎駿は「もののけ姫」や「となりのトトロ」に代表されるように原生林や森の世界を題材に話を展開します。そしてその中で語られるのが上記のような自然の摂理、人と自然の関係なのです。
ケルトを調べる中で出てきたのが、その宮崎駿が初期に『ケルト文化に注目していた』という事です。
そう言えばいくつかの作品の中にケルトに因んだ北欧の街や自然のシーンがたくさん散りばめられています。縄文-宮崎駿-ケルト、この繋がりを探す事を今回のミッションにしていきます。それでは・・・ 😀
投稿者 ty-happa : 2013年07月19日 Tweet