2013年6月10日

2013年06月10日

「大和政権の源流と葛城ネットワーク」~5.母系万世一系の葛城ネットワーク

 葛城豪族は、天孫族=天皇に対して、姫を出していく豪族であったという説があります。現在残されている天皇系譜を見ると、当時は父系相続が一般的で、嫁入りは当然だろうと思われるかも知れません。しかし、この時代みんなを統合していたのは祭祀、祈祷といった見えない力であって、その最高権力体はシャーマンと呼ばれる巫女でした。みんなの統合軸である巫女が誰かの嫁として嫁ぐ形式であったとしたら、統合軸は嫁ぎ先によって変わっていく不安定なものになってしまいます。そこで発想を逆転させ、嫁入りでなく婿入りだったのではないだろうかと仮説を立て当時を見ていくと、全く新たな背景が見えてきます。
 
 まずは、当時の社会構造に同化するために、当時の統合軸を見ていきましょう。

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投稿者 ISEZAKI : 2013年06月10日