2010年1月23日
2010年01月23日
「私権文明を問い直す」 シリーズ 1 ~人類の同類闘争=性闘争から掠奪闘争へ~
現在、西欧発の近代国家と近代市場は、その秩序(私権秩序)を失いつつあり、崩壊の危機に直面するなかで、現代に至る「文明史の根本」を問い直すのは、過去ではなく、現在形の課題です。
では、文明の根本とか何なのか?
教科書が「人類の文明発祥の地」として教えるメソポタミア・エジプト・インド・中国は、全て掠奪闘争が繰り広げられた場所であり、それらの国家は、全て掠奪闘争の覇者によって作られた国家である。つまり、今日の「文明」は、全て掠奪闘争によって生み出された文明である。
実現論 第二部 私権時代 「ロ.私権文明を問い直す」より引用
現在に至る文明社会は、人類の普遍的な進歩発展ではなく、ある限定的な状況で発生した掠奪闘争から発生した というこの歴史事実は、文明社会を問い直す上で重要な視点を与えてくれます。
そこで、るいネットの実現論記事を引用させていただきつつ、シリーズ「私権文明を問い直す」をスタートします。
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投稿者 nandeya : 2010年01月23日 Tweet