2019年3月15日

2019年03月15日

アイヌは何故文字を持たなかったのか?

縄文人は文字を持ちませんでした。 現在も残存するアイヌも文字を持たない民族です。

アイヌ語で「神」のことを「カムイ」と言います。 アイヌの人々は、自分たちに生きる糧や恵みをもたらし、時に恐ろしい災いをもたらす大自然を神として万物への祈りを捧げ、祭礼を行ってきました。 また、文字を持たないアイヌは、神話や伝説などを口伝えで受け継いできました。 代表的なアイヌの口承文芸として「ユカラ」が知られています。

アイヌの人々が使うアイヌ語は、子音の数が極端に少ないなど、日本語とはまったく異なる言語です。 しかし、「ニセコ(切り立った崖)」や「知床(地の果て)」など、北海道の地名にはアイヌ語が元になったものが多く、「トナカイ」「ラッコ」「シシャモ」などもアイヌ語です。 現在、アイヌ語を母語として話すことのできる人はわずか数人とされ、ユネスコによって「極めて深刻」な消滅の危機にある言語と認定されています。

では、アイヌとはどういう民族なのか?何故アイヌは文字を持たなかったのか?

追求してみたいと想います。

 

(さらに…)

投稿者 tanog : 2019年03月15日  



 
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