2018年10月11日

2018年10月11日

縄文体質とは何か?第6回 縄文人(日本人)の信仰とは対象へのあくなき同化

このシリーズ最終回は信仰です。

縄文人(その後の日本人)の信仰の本質は自然が相手の多神教崇拝です。
今でも建物を建てる時には土地の神様を鎮める地鎮祭は必ず行います。正月にはほぼ全ての日本人が神社にお参りし1年間の計を立てます。また、農業では豊作の祭りとして水や太陽等の自然の神に感謝を伝えています。これだけ科学が発達し、都市文明が行き渡った現代でもその祈りの一時、一気に太古の縄文に精神が戻るように感じます。

縄文時代のアニミズム(自然崇拝)に表れるように、その本質は対象へのあくなき同化です。
日本人の宗教とは祈りも誓いも含めて見えない対象(自然やその奥にある精霊)への同化追求の姿なのです。これが諸外国の一神教とはまったく異なり、極論すれば日本人が無宗教といわれる所以です。つまり日本人の信仰心とは同化力の事なのです。

ひたすら対象に同化しようとする、それが心眼で見るという事でもあり、常に祈り続ける姿でもあるのです。一神教のように教義も必要ないし、教団も必要ない、集団の中で同化能力の高い人物がシャーマンとなり首長になっていきました。
この信仰は日本語となり言霊となり現在にも引き継がれています。

最も信仰らしくない民、日本人の存在は人類にとって同化を迷わす宗教は必要ないとも言えるし、その同化能力という点においては最も信仰心の強い民族が日本人であり縄文人であるとも言えると思います。

るいネット投稿の中から紹介します。 (さらに…)

投稿者 tanog : 2018年10月11日