2014年6月17日
2014年06月17日
日本における仏教が果たした足跡7~蓮如が成した大衆仏教への引力とは
鎌倉時代にはそれまでの天台宗による護国仏教の教えと行動の矛盾から一気に大衆仏教の流れが始まります。浄土宗、浄土真宗、禅宗、日蓮宗それら今日の仏教に繋がる宗派が一斉に始まります。それら、日本での仏教と国家との繋がりに楔をうつものでした。同時に仏教が貴族や上位の位の人たちのものから商人、町人、女を始めてとして庶民へと展開しはじめた時代でした。
しかし、その流れは室町時代に登場した蓮如上人をもって本格化し、本当の意味での大衆仏教は室町で確立したと言えます。我が国での大衆仏教の本質とは何だったのか?今回はそれを追求していきたいと思います。
投稿者 tanog : 2014年06月17日 Tweet