2022年7月18日
2022年07月18日
弥生時代の大集落②~縄文からの食生活の変化と継承~
先回の記事では、弥生時代の環濠集落がなぜつくられたのか?を追求しました。今回は、その環濠集落の中で営まれていた食生活にフォーカスを当てます。
知っているようで、実は知らない弥生時代の食生活。縄文時代から受け継がれた部分も多くありますが、中国大陸や朝鮮半島からの影響を大きく受けているのが食文化です。その代表例は水稲耕作が一般的ですが、実は犬食も弥生時代から始まっています(犬食は江戸時代まで続いた)。
弥生時代にどのような食生活が営まれていたのか、見ていきましょう。
■石包丁と木製農具
石包丁は実った稲の収穫や野菜の採取などに使われた。木製の農具は弥生時代が本格的農耕開始の時代であったことの物証だ。(吉野ヶ里遺跡出土)
投稿者 asahi : 2022年07月18日 Tweet