2013年11月20日

2013年11月20日

自考力の源流を歴史に学ぶ3~手の文化の象徴物、土器作りとは闘争そのものだった

縄文以前の人類2足歩行から人類の進化の最大の特徴は手が自由になった事である。
手をつかいさまざまな外圧を克服、道具を作り、火を生み出し、家屋を作り、衣服を作った。かつては洞窟に住み、死肉をあさり、何度も絶滅の危機に面した人類が今日まで永らえてきたのは手を使って外圧を克服してきた事にある。
いやいや脳が進化したから、という向きの方へ。実はこの脳と手の関係は密接に繋がっている。脳の1/3を占める運動野が手の運動を司るが、手を動かす事はすなわち脳を活性化することでもあり、脳を拡大できたのは手の動きの発達と無縁ではない。つまり、人類とは手と脳がパラレルに発達した霊長類なのである。
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こちらの方のデッサンからお借りしました。
そしてこの手の文化を古代最も発達させたのが豊かな森林地域に存続した縄文人なのである。日本は職人文化が他国に比べ非常に発達しているが、それもこの手の文化が縄文時代に拡大し、それによって外圧に対峙してきた歴史が背景にある。
土器は世界でも最も早く登場し、その表現も複雑かつ、美しい。また土器だけでなく、土偶や装飾物(櫛や飾り)に至っても非常に多様に発達してきた。
匠の文化、手の文化の行き着いた先が職人であり、その源流に土器を中心とした縄文人の生業があると見て間違いないだろう。
土器は誰が作ったか、理由は後で述べるがその殆どは専業化した男であったと設定する。
集落の男達で競ってその造形を作りこんだ。

(さらに…)

投稿者 tano : 2013年11月20日