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シリーズ「人類の部族移動」その5~縄文人の起源と日本人の可能性

Posted By saah On 2011年4月18日 @ 9:30 AM In ⅩⅠエトセトラ(その他諸々),実現論の改訂 | No Comments

前回は、部族移動から中国文明の起源を探り、その民族性の成り立ちを見てみました。
今回はいよいよアジアの最東端の日本について見てみたいと思います。
世界的に閉塞感が進み大転換期を迎えようとしている中で、日本は今や地震、津波、原発事故により、未曾有の生存の危機と、さらには国や民族としての存続の危機にさえ晒されているといっても過言ではありません。
世界で最初にバブル崩壊をも経験し、乗り越えてきた日本。
今回の危機に際してもわれわれ日本人には可能性はあるのでしょうか!
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(画像はこちら [2]よりお借りしました)
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今回の東北大地震の被害に際して、諸外国からも絶賛された日本人のマナーのよさ、我慢強さなどはどうやって形成されたのでしょうか。
なんで屋劇場のレポート紹介をしながら見ていきたいと思います。

【’10年末なんで屋劇場レポート4~縄文人の起源】
● 縄文人は南方モンゴロイドの気質を温存している。
以上のモンゴロイドの歴史を踏まえて、日本人、縄文人の起源について考えてみる。
まず、注目すべきは、日本には様々なタイプの遺伝子タイプが現在も生き残っているということである。主力はD2タイプであるが、原中国人の流れを汲むO1、O2も新モンゴロイドO3もいるし、原モンゴロイドに近いC1タイプもいれば、現在のシベリアに多く存在するC3タイプもいる。まさに人種の坩堝であり、ユーラシア大陸の最東端という地理的条件もあるが、共存共栄しているそのあり様は、源郷スンダランドで形成された南方モンゴロイドの資質を強く残しているためだともいえるだろう。
また日本は動植物も生物多様性に富んでおり、南北に長く四季の変化にとんだ、その豊かな環境が、多様な民族の共存共栄を可能としているのであろう。この多様性は日本の可能性でもある。また遺伝子的に多様な人々が交わることが、より高い適応可能性に向けて変化していく可能性の基盤をなしているという点も日本人の可能性といえるだろう。

<多様な民族で構成されている日本人>
日本は世界でも稀にみる多くの遺伝子を持つ人々の共存国家の様です。なぜその様なことが可能になったのでしょうか。
例えば中国の場合は、常に西方からの圧力を受けて押しやられてきた部族の侵入という圧力を受け続けた。
“中原”という、肥沃な稲作地帯が広がり、その土地をめぐって多くの部族が覇権争いを繰り広げた
などの闘争圧力を受け続けた歴史が有りますが、日本は地理的にも次から次へと他部族が侵入してくるようなことは無く、また、狭い土地ながら、そこにいる部族に必要な食料は豊富に採れるだけの、動植物の多様性という条件も有り、部族同士の共存の道が開かれていたようです。
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(画像はこちら [6]よりお借りしました)
(参考記事)
日本は多様な人種がいるだけでなく、驚くほど多様な生物が生きている [7]
Gm遺伝子による日本人北方起源説 [8]
<ではこのような共存の気質はどのようにして作られたのか>

もう少し、詳しく見ていくと、主流をなすD2タイプが縄文人の中核をなしているものと考えられる。またO1、O2タイプは倭人と呼ばれる中国南方の稲作文化を日本に持ち込んだ人たちであると考えられる。そしてO3タイプは所謂、天孫族といわれる北方騎馬民族系の人たちである。
最近では、ブリヤート人と日本人の共通遺伝子C3に注目した日本人北方起源説が注目を集めているが、この説は一面的だといわざるをえない。縄文早期にC3タイプが日本に入ってきたことは確かではあるが、縄文時代の中心勢力はD2勢力であり、彼らはモンゴル高原周りで入ってきているとはいえ、モンゴル高原に定着していた時期は温暖期であり、ほとんど北方適応することなく日本に入ってきている。
従って、縄文人の主流は、南方モンゴロイド気質であるといっていいだろう。(尚、北方起源説を補強している母方のGm遺伝子分析についてはその信頼性が低く、注意が必要である。)
尚、日本には非常に少ないながらも、Nタイプ及びC1タイプが存在し、このタイプの多いところと後述する徐福伝説の伝承地が近似していることから、徐福伝説との関係性も注目されるところであるが、継続追求課題としたい。またアイヌについても同様に継続追求課題とする。(以上、引用終わり)

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(画像はこちら [10]よりお借りしました)
現在日本人の主流を成すのは、D2である。このD2は中国の北、モンゴル高原から南下して日本へと入っては来たが、当時の気候と重ね合わせると、北方適応していない気質の人々と考えられる。
すなわち、経路を逆走すると、このD2はスンダランドの水没(約1.4万年前から)による南方モンゴロイドの拡散に端を発して、モンゴル高原まで北上してきた人々のようです。つまり、スンダランドにいた南方系の気質を持つ人々が、その気質をそのまま維持し、日本にやってきたのだということがいえます。
日本人の北方起源説日本人の源流を探して [11]では、誤差がありすぎて無理があるという指摘(ミトコンドリアDNA解析による進化系統樹の適用範囲は?② [12])が上がっています。
よって、温暖湿潤で豊かな環境に恵まれていたスンダランドの人々は、共存共栄関係を旨として生きてきており、その気質を受け継いだのが縄文人だということになります。
・共存共栄の南方気質を持っている。
・覇権闘争の圧力をあまり受けず、上記の共存共栄気質をその後も維持し続けてきた。
・住む土地の水没という最大の生存圧力にあっても、皆で助け合って適応してきた。
このような気質を受け継いでいるとしたら、私たちは現代の危機においても日本人の可能性には大いに期待したいところではないでしょうか。
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(画像はこちら [14]よりお借りしました)


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[6] こちら: http://blog.livedoor.jp/himajin143/tag/%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88

[7] 日本は多様な人種がいるだけでなく、驚くほど多様な生物が生きている: http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=244322

[8] Gm遺伝子による日本人北方起源説: http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn1/001honnronn_07.htm

[9] Image: http://blog.kodai-bunmei.net/blog/D%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88.jpg

[10] こちら: http://yumiki.cocolog-nifty.com/station/2006/10/post_a4b4.html

[11] 日本人の源流を探して: http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn1/001honnronn_03_1mt_dna.html

[12] ミトコンドリアDNA解析による進化系統樹の適用範囲は?②: http://www.kodai-bunmei.net/bbs/bbs.php?i=200&c=400&m=12222

[13] Image: http://blog.kodai-bunmei.net/blog/%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9.jpg

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