- 縄文と古代文明を探求しよう! - http://web.joumon.jp.net/blog -

裏の支配勢力~その起源は?~

古代国家成立後、国家に蓄積される富を掠め取る「商人」が生まれた。商人の財産は、古代市場だけでなく近代市場、そして現代の金融市場を操る金貸しのさらに奥の院たる金主としての力を持っている可能性が高い。(従って彼らを「裏の支配勢力」と呼ぶ)
彼らが手を結んでその財力を行使すれば、基軸通貨であるドルと米債の大暴落もありうる。

この間、裏の支配勢力を暴く記事が多数アップされてきています。
そこで、彼らの出自と変遷について大まかな図解を描いてみます。
写真はスイス銀行の金塊です。
%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E9%87%91%E5%A1%8A.jpg
↓続きを読むときはポチッと押して応援してくださいね。
Blog Ranking [1] にほんブログ村 歴史ブログへ [2]


■裏の支配勢力を暴く!その起源は? 大まかな図解
         <地中海>                 <メソポタミア>
4000年前                   ●ウル第三王朝(シュメール)
                          リンク [3]
                          [穀物市場を操作しボロ儲けした一族]
3800年前                   ●古バビロニア王朝  
                          [ハムラビ法典:利子、船の賃借、保険の法も]
                          リンク [4] リンク [5]
         ギリシャ系海賊?      ●アッシリア王国         ↓
         【海の民】←押し出されて?←[遠征、オリエント制覇]     ↓
           ↓                            ↓
3200年前     ↓      ●フェニキア                ↓
  ~        → →   【フェニキア商人】  ← ← ←  ←  ← 
2800年前:国家は滅亡   [造船技術、アルファベットの原型、最初の商人]
                  リンク [6] リンク [7]
                     ↓
        ●ギリシャ諸都市     ↓アフリカの拠点都市
                     ↓         ●ペルシャ王朝
2700年前  ●ローマ帝国       ↓
2600年前    ↓        ●カルタゴ       
   ~       ↓       【カルタゴ商人】
2200年前:カルタゴ国家      [農耕派と交易派の抗争で交易派が勝利]
        は滅亡         [300人の貴族の支配、軍隊は傭兵] 
          ↓           リンク [8] リンク [9]  
         ↓    
           → → → 【カルタゴ商人】はイベリア半島へ
                   ↓
                   ↓ 【カルタゴ商人】はローマ国内で交易へ。
                   ↓ ↓    キリスト教を広めローマを弱体化させる
                   ↓ ↓ 【カルタゴ商人】はユダヤ人として国内で交易
                   ↓ ↓ ↓   [カナン人(フェニキア人)結社]
                   ↓ ↓ ↓
                 ●ベネチアに集結?
                 【ベニスの商人】 ex.「メジチ家」
                 リンク [10]
                   ↓
                 ●スイス
900年前●西ローマ帝国        【テンプル騎士団】
           ↓   [ヨーロッパからイスラエルまで、掠奪、強盗、金貸し、保険]
           ↓       ↓
            → → →  放逐 → ●オランダ → ●スコットランド                                                               ↓
                  【バイキング】 → → →  ●イギリスへ
                    リンク [11]

幹は、
シュメール→バビロニア→フェニキア→カルタゴ→ベネチア→スイス
で、国家の支配を巧みにかわしながら財産とノウハウを維持してきたようです。
by tamura

[12] [13] [14]