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縄文:文字が必要なかったのはなんで?~文字伝来は支配のため

中国大陸,朝鮮半島と日本の関係を追っているうちに、面白い切り口を思いつきました。
「文字」です。日本語の起源に関する追求は、るいネット [1]でも最近結構あります。
中国あるいは朝鮮半島から日本に文字がもたらされた様ですが、色々、調べていくうちに、僕自身は逆に考えた方が良いのではないか?
縄文に文字が必要なかったのはなんで?
そこを考えてみたいと思います。 😮
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まだ読んでないのですが…^^;
文字と古代日本 [2] の紹介を参考にさせていただきました。
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byさーね 😀


文字と古代日本 [2]という著作の紹介文より抜粋させていただきます。 😮

文字を持たなかった古代日本は、いかに中国の文字を受け入れ、日本語表記を可能としていったのか。古代、文字は政治の道具や呪力を帯びるものとして社会的に大きな役割を果たし、律令国家は列島全域と村の内部にまで文書による伝達システムを浸透させていった。歴史・考古・国語・国文学など広範な分野から日本の文字世界を解き明かし、古代社会の実像に迫る。

1.支配と文字
中国王朝との外交上の必要からはじまった日本の文字。やがて地方豪族に下賜される鉄剣に銘文が刻まれ、文字は権威の象徴となっていく。律令国家は命令・上申や帳簿作成など膨大な文書による政治を広範に展開した。

2.文字による交流
古代の文字は外交・軍事上、いかに伝達・記録され、機能していたのか。絵図や口頭での伝達と文書が補完し合って活用された実態を解明。文字を記す紙・木の使い分け、利用された文房具、文書を用いた中国や朝鮮での政治、渡来人・遣唐使・渤海使のもたらした文化、宮城の警護、防人制や城柵跡などから…

3.流通と文字
文字は古代の国家財政や社会経済にどのように関わっていたのか。予算・決算書、租税台帳、出納帳、借金の証文、市での品物札や値札、通行証、迷子札などを通して、文字がコントロールした流通経済の姿を再現。財政・流通・生産などの記録や統計、さらに確認・証明の手段としても用いられ、古代の情報管理を支えた文字の実態を具体的に解き明かす。

4.神仏と文字
文字は、神仏の世界と人間の世界をつなぎ、また人間どうしもつなぐ。人びとは、祈り・願い・呪い・諸情報を文字に託した。神に捧げられた墨書土器、呪符に記された文字の呪力、古代銭貨の銭文、墓碑、護国経典などから、その姿を探る。さらに木簡の書状、暦と生活にも触れ、文字が宗教や生活のさまざまな場面で、どのように機能していたのかを考える。

5.文字表現の獲得
中国・朝鮮からの文字の伝来により、日本では本格的に「記録」することが始まったが、それ以前にも人びとは、身近な石や土器の表面に絵画や文字を刻み、何かを残そうとしていた。漢字という外来文字を、古代の人びとは、どのように自分の言葉を表す道具として身につけていったのか。その多様な試行錯誤を、古代東アジアの文字世界のなかに活写する。

文字と古代日本 [2]
こうしてみると、日本に文字がもたらされた目的が明確です。
政治,外交,軍事,税による収奪,宗教…いずれも社会を支配するためだと考えてよい。
では、縄文時代はどうだろうか?支配という意識などかけらもなく、その反対の共同体意識だ。皆の顔が見える集団の規模の中で、言葉さえあればみなで全て共有できた時代だ。
だから、縄文時代に文字など不要だったわけです。
じゃぁ、次なるなんで?は?
大陸から伝来した文字を、縄文人=日本人はどのように受け入れていったか?
ここは、このブログに参加されている皆さんに期待!
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