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中国文明:中国の地形と気候

今日は中国地図を記事にしてみたいと思います 🙂
ということで、こんな地図をつくってみました
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中国地図vol.1 [1] ここをクリックすれば大きくなります
中国大陸は広大っ 歴史を調べていても、場所がどこだがわからなくなる時もあります
その地の環境がイメージできると、歴史もより鮮明になると思います 😮
若干、現代的になってしまいますが 、当時の自然環境を大きく捉えることはできるのではないでしょうか
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byさーね


●地形
中国情報局 [4]より

地形:山地33%、高原26%、盆地19%、丘陵10%、平野12%

山地と高原が国土の半分を占めているんですね。地図をみてもその辺はわかるかと思います。華北平原や東北平原は、かなり貴重な平野になりますね。
大きく特徴を捉えれば、西側はヒマラヤを初め名だたる山脈が軒を連ね、北側はモンゴル平原や内蒙古平原,タクラマカン砂漠などの乾燥地帯が広がり、東側は海へと平野が広がっている。わかりやすい地形であると同時に、様々な自然環境があるということを示しています。
●気候
中国まるごと百科事典 [5]より、気候 [6]

中国は南から北へと赤道地帯、熱帯、亜熱帯、暖温帯、温帯、寒温帯という六つの温度帯に分かれています。
主に大陸性モンスーン気候に属し、毎年9月から翌年の4月までは、乾燥した冷たい風がシベリアとモンゴル高原から吹くため、南北の温度差が非常に大きくなっています。毎年4月から9月までは、温暖湿潤の季節風が東部と南部の海から吹いてくるため、南北の温度差は小さくなります。

地図を見てもらうとわかるのですが、概ね8つの気候区分があるようです。大きく捉えれば、北が寒く,乾燥し、南は温暖で,湿潤な気候でしょう。
地形と気候を見てみると、歴史的な視点でも気付きがあります。
・華北平原が歴史の舞台となったのは、南北の中間にあり、平野で気候的にも生活がしやすい。だから争った?
・黄土高原が歴史の舞台となったのは、砂漠・高原と平野という各々生産様式の違う民族の境界だったから?
しっかり地形や気候を把握するということも、歴史事実を解明する上で大事ですね 😮
PS:もし間違い等ありましたら、ぜひ教えてください

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