- 縄文と古代文明を探求しよう! - http://web.joumon.jp.net/blog -

縄文人の注視する力

今日は、若干個人の感想レベルになってしまうかもしれませんが …先日アップされた縄文人、再生への祈り [1]のこの部分。正直、現代社会に生きる自分にとっては驚きでした

実際、生まれた子どもは15歳になるまでにほとんど死んでしまう状況で、かつ、産んだ女性も命を落とすことがあるという状況で、無事生まれ、育っていくことへの祈りは切実であったろうと思います。

縄文人の平均寿命は本当に15才
現代人の平均寿命の1/4にも満たない…
いかに、縄文人が生き延びたのか 改めて、身が震える想いです
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環境研ミニ百科第30号 縄文人は、短命だった? [2]
byさーね
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るいネット [5]Re過酷だった人類の生活・・縄文人 平均寿命は12歳 人口は最大26万人 [6]にも同様な記事が載せられています。
「死」と常に隣りあわせだった。現代なら、医者に頼ればなんとかなる。しかし、縄文時代に医療などは存在しない。一体彼等はそのような状況をどう突破したのか?
るいネット [5]のこの投稿がわかりやすい。
医療の原点 [7]

”治療する”の原点は何か?を生物進化から考えてみると、その始まりは哺乳類がお互いにやっている毛づくろいまでにさかのぼり、ハッキリとした兆候は霊長類に見ることができます。
『チンパンジーは、互いに毛づくろいするとき、相手の肉体的欠陥に注意し、小さいはれものや傷をなめてきれいにする、といった行動が見られるそうだ。目に灰のかけらが入ったメスのチンパンジーが、涙を流しながらオスに近づき、オスが両手の指でその灰を取り除くのも観察されている。』

仲間を常に注視し、何か異変はないか?みんな、だいじょうぶか?
常に、仲間を注視していた。そんな状況が思い浮かびます。
言い方は悪いのですが、現代ではある日突然ぽっくりと亡くなってしまう。最近では、比較的若年層でもこのような亡くなり方が増えている感じがします。
医療に頼ってしまう現代社会。我々は、このような人を注視する力というものを失いつつあるのではないか?そんな危機感を感じました

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