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中国文明:戦国時代への起点③=【番外編】敵をつくる観念

戦国時代の外圧を調べている中で、興味深いネタを見つけました
古代中国では、自国以外の周りの国あるいは部族を蔑称で呼んでいた…
こんな図解がありました
Chuuka.jpg
「夷」ウィキペディアより [1]
確かに、この蔑称は中国の歴史書にも度々出てきます。
ちょっとした気付きでしたが、投稿してみたいと思います。
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黄河流域では、ほかの地域に先んじて文明が発達した。そのため、この黄河文明の担い手たちは、周辺の諸民族を文化的に劣ったものとして見下した。さらに、これらの周辺諸民族が、黄河文明の担い手であった漢民族とは違った文化をもっていたこともこの見方を促進した。このため、漢民族は、自らを華夏と呼び、周辺の諸民族を戎・蛮・狄・夷などと呼んで周辺の諸民族を卑下した。「夷」ウィキペディアより抜粋 [1]

中国の古代王朝に共通することですが、必ず征伐に行く対象=敵がいます。
敵をつくるのはなんで
るいネット [4]のこの投稿がピッタリかと
守護神信仰は戦争を正当化する為に登場した? [5]

略奪闘争→都市国家(部族連合)の成立→同類圧力の高まり
→守護神の登場→神の為の闘い⇒(他部族侵略の正当化)⇒戦争

守護神信仰による支配をするためには、敵をつくる必要がある。
こんな観念があったら、すぐにでも戦国時代になりそう…そんな感じがしました
byさーね

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