今週は「奥深き縄文ワールド」のアンコール版です
縄文アートの不思議さが一層深まります。出典はこちらのサイト [1]です
人面獣(いわき遠野出土)
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↑人面獣②(奈良橿原遺跡)
↑半漁人が何かを背負っている(中期・石川・上山田遺跡)
↑その側面(同)
↑狩の様子(中期~後期青森韮窪遺跡)
↑同拡大・弓矢がはっきり描かれている
↑蛇の文様の原型?
↑蛇の飾り(中期・長野・曽利遺跡)
↑同、蛙の飾り
↑男女が対で飾られている
↑変わりものの土器(前期・長野・丸山遺跡)
これはゾウリムシ?
(ひも状の土をへらでくっつけたときに偶然出来た文様?)
↑縄文文様②(早期・鹿児島・加栗山遺跡)
縄文文様③(前期・北海道・亀田郡出土)
縄文文様④(早期・函館・中野遺跡)
※これまでの縄文土器を見ると、「縄文」の文様は初期の頃から縄を押しつけたものはほとんどなく、根気よく手で描いたものが大半のようである
↑次はヴィーナス2題、とても対照的な造形です↑
↑これは変わったところで彩色された太刀です(晩期・青森・八戸・是川中居遺跡)
↑これは朱塗りの弓です(同上遺跡)
最後は人面相土偶です。
これを見るとそう、縄文に心酔していた岡本太郎の「太陽の塔」がすぐに思い浮かびます
以上4回に亘って縄文ワールドをお届けしました。
くどいようですが「縄文ワールド」はその多様性、独創性、素朴さのせいで、土器も土偶も何回見ても見飽きることがありません。
しかし、この豊潤ともいえるアートの精神が弥生時代になると一挙にその勢いが失せてしますのはなぜでしょうか。
やはりその時代を覆っていた精神(=共認)世界のありようが弥生になって大きく変わったと考えるしかありませんね。