- 縄文と古代文明を探求しよう! - http://web.joumon.jp.net/blog -

縄文時代は「木の文化」

縄文時代といえばもちろん  土器  というイメージですが・・・
縄文時代は の文化でもあったのです。
縄文人は森と共に(自然と一体になって)暮らした人々。当たり前といえば当たり前ですね 😀
そのあたりは7/11にbunchan [1]さんも書いてくれています。アリガトー
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縄文が”木の文化”であるにも関わらずなかなか研究が進まず、木の文化の評価が著しく遅れた理由は・・・
「木は朽ちる」
縄文の木の遺産は、多くが一万年の間に朽ちてしまっていたんです

縄文時代の人々は 木でカヌー、弓、くし、腕輪、火を起こす道具などを作っており、木の文化としても知られています。時には、これらの道具に漆が塗られていることもあります。縄文時代の人々は木の性質をよく知っており、それぞれの用途に適した木を選び物を作ってました。例えば、栗の木は耐久性があり堅いため 縄文時代の人々は栗の木を建物の柱に 使用しています。EMuseum [4]

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用途に合わせて木を選び、様々な道具や装飾品 を作っていたようです。
中でも漆の技術は素晴らしく、現代にも通用するほどの技術力だったようです

日本列島の植生が今日のような状態になったのは、今から約1万年前と言われます。縄文人はその日本列島の植物資源の中から、ドングリ・クリその他の食用植物の利用に留まらず、漆のような優れた塗料を開発したり、丸木舟や木製容器の製作に見られるような木工技術、籠や縄・綱への加工といった、植物資源の多方面に渡る利用を自分のものとしていたのです。
縄文時代の漆櫛はシャーマン(呪術者)の頭部を飾る呪具で多くは赤色漆塗りですが、殆どが、装身具や弓などの櫛や腕輪、耳飾りに文様を施したりの高度な細工がされています。 製作過程の難しさは皆様が又の機会に調べて貰うとして、現在でもかなり高価な品物である事は間違いありません。ブナ林と古代史 [5]

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縄文人が漆ってなんだかとっても意外でした
もっと文化が発達してなくて荒削りなイメージだったのですが、そんな繊細な技術があったんですね。
縄文人の認識がまた少し変わりました。
ぴんぐ~ でした。

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