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人骨が示す過酷な生活

Posted By nishipa On 2007年5月11日 @ 2:48 PM In Ⅰ文明前夜・石器時代・巨石文明,縄文人の外圧 | 6 Comments

こんにちは、etoです。
tokumaruさんがクラシーズ洞窟 [1]を紹介していただきましたね。感激です!
はるか太古の人類がどのような生活をしていたのか、興味は尽きないですね。
そんなわけで今回は、日本で発見された人骨の紹介です。
下の写真、何だか分かりますか? こちら [2]からお借りしました。
minatogawajin07.jpg
沖縄は港川で発見された港川人(1万8000年前の旧石器時代)の脛(スネ)のレントゲン写真です。
横に何本か線が入っているのが分かりますか? その線がハリス線と呼ばれるものです。
で、ハリス線とは何かというと、
栄養失調や病気などで一定期間成長が止まると、骨の両端に化骨作用が起きて、ハリス線と呼ばれる横線が現れるようで、縄文人の人骨にも多く見られるようです。
あと港川人の人骨は、咀嚼筋が発達し歯が著しく磨り減っていることから、硬い粗末な食物を食べていたことが推察されています。
沖縄といえば、暖かくて、食べ物も豊富に獲れそうなイメージがありますが、1万8000年前ではまだ氷河期ですから、相当に厳しい環境だったのでしょうね。
歯が磨り減るほどの硬い食物って、、、木の根っ子とか、それこそ人骨をも砕いて髄をしゃぶっていたかもしれませんね。
港川からは全部で9人分が発見されていますが、男性壮年が9人、女性壮年が2人です。
子どもは発見されていないんですね。なんでだろう?
人骨の分析からは、ワジャク人と類似していることから、スンダランドより移動してきた可能性が強いようです。スンダランドから移動せざるを得なかったのでしょうが、たどり着いた沖縄もまた、過酷な状況だったのでしょう。
彼らがどのような生活をして、どのように縄文文化と融合していったのか、沖縄圏を中心に少し調べていこうと思います。
応援ヨロシクです。
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[1] クラシーズ洞窟: http://www.kodai-bunmei.net/blog/2007/05/000206.html

[2] こちら: http://www.town.yaese.okinawa.jp/museum/minatogawajin/minatogawajin.htm#1

[3] Image: http://blog.with2.net/link.php?163891

[4] Image: http://history.blogmura.com/in/023841.html

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