こんばんは、カッピカピです。
以前、べジー [1]が古代イスラエル王国建国までの道のりと分裂までを書いてくれました。
その後、約2千年の時を経て、ユダヤ人は中東のパレスチナにイスラエルを建国しました。
このことで、たくさんの問題が発生していることは皆さんも少なからずニュースや新聞などで知っていると思います。詳しくは→ちわわさんの記事 [2]
元々、パレスチナに住んでいたアラブ人を追い出す形でイスラエルを建国したユダヤ人に対して、アラブ人が反発するのは当たり前と言えば当たり前の話です。
だたここで不思議なのが、「パレスチナの地に強引に割り込んできたユダヤ人・ユダヤ教を、他の宗教・各国が正面切って反対できなかったこと」なんです。
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その理由は、なんと『旧約聖書』の中にありました!! 第一巻の「創世記」で、
『私は、おまえとおまえの子孫とに、おまえの宿っているこの地、すなわちカナンの全地を、永久の所有として与える。そして私は、おまえの子孫たちの神となるであろう』
とあり、このカナンというのが、「乳と蜜の流れる土地」と呼ばれたパレスチナ、現在のイスラエルを指しています。つまり神が、アブラハムとその子孫=ユダヤ民族に「カナンの地を永久の所有として与える」と言ってしまったことが事のはじまりという訳なんです。
そして、ピングーさん [5]が書いてくれたように、イスラム教の神も、キリスト教の神も、ユダヤ教の神と同じであること、そして「唯一絶対神」であることから、キリスト教も、イスラム教もこれに逆らうことができません。だから従わざるを得ないのです。
無神教の僕にとっては、旧約聖書なんて、結局のところ、どこかのユダヤ教の人がユダヤ人にとって都合のいいように書いたもので、そんな記述に従う必要なんてないのになぁと思ってしまいます・・・。