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古代文明の追求 その2 (当面のテーマとして)

世界の古代文明を探っていくにあたって、
当面追求していく必要のある点をまとめてみました。
基礎データを収集し、追求していく上での視点をまとめてみたものです。

●基礎データの把握 
(メソポタミア、次いで巨石文明、エジプト、インド、中国、メソアメリカ)
・気候変動、生業、掠奪・戦争、集団形態・婚姻形態、
集落、都市・神殿の変遷、身分制、税制、金属器、武器、
神話・信仰、交易、文字や数学・文学・・・と多岐に渡る。

 →年表の作成で時系列的にて関係性をおさえる。
 →そのためにも、基礎情報の収集投稿をしてください。
・さらにディティール情報として項目毎のデータ蓄積と整理:
A:都市、家屋、服装、
B:生業全般(食料、職業、技術全般)
C:掠奪と戦争、武器
C:社会制度全般(部族社会→神殿と国家、階級、税制)
D:集団形態と婚姻制
E:市場と交易
F:神話と信仰
F:文字、数学、文学
G:他

→上記のネタ、見つけたらお願いします。
ちょっとしたものでも結構です。    
  
●追求する上で、実現論をベースにしつつ以下4つの視点が追求ポイントになると思います。かつ、この点はメソポタミアのみならず、他の文明でも追及ポイントになるはずです。
それぞれの視点での事実収集と構造化が課題です。(但し、巨石文明は、別途要)
もちろん、360度からの追求が必要なので、抜けなどがあればどんどん投稿お願いします。


★遊牧の発生から始原文明まで 
・遊牧の始まり(前5800年頃)から、掠奪闘争(前3500年頃)開始までの諸部族と圧力状況。
・ウバイド文化→シュメール文明とは?その契機は?私権文明か?
★掠奪闘争 →力による制圧 →古代文明(≒国家)の成立
・掠奪の玉突き波及、武力による制圧過程?
・皆殺しは起こったか?西洋人の警戒心の根源は?
・集落→都市国家→国家へ統合されていく過程、その時共同体は?家族は?
※闘争と統合に伴い、観念も精霊信仰・祖霊信仰 →守護神信仰 →超越神へ
・遊牧と農耕:シュメールと遊牧アッカドの攻防、次いでアッシリアなど異民族支配のすさまじさ
★身分制・私権制の成立
・誰もが私権を求めて争い →(哺乳類の敗従本能から)身分制の確立と法制化
 →強制的な圧力が働いていく。私権制が確立していく過程と時期は?
・支配階級への富の蓄積、一方で使い捨ての奴隷 →古代宗教の成立過程は?
・占有権力と性権力(神話などにみられる性権力の強さは?)
・部族所有→私有制への移行過程?
・私権制度と観念体系(文字、数学(幾何学)、神話、文学、哲学、科学)
★市場の起源
・都市国家成立以前に古くから交易らしきものが行われていたのは?
・神殿が司った市場?(国家需要)→ 次いで性市場の発達か? 
・都市国家が出来て、掠奪不能 → 掠奪集団が交易集団に転換?手っ取り早い儲けだった?
・交易の発達、バビロニアには商人や銀行があったが、その発展過程?
・快美性・利便性への欠乏が上昇、普遍的な価値へ?
(by Hiroshi)

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